投稿日:2016/12/17 08:05, 閲覧 809
ご無沙汰しておりました
いつも的確なアドバイス感謝致します。
先ほど他者様の質問に横から入る形で質問してしまい申し訳ありませんでした。
午前中は投稿できなかったのですが、改善したようなので再度質問させてください。
5月に入居した群がアカリンダニに侵されたようです。
10月辺りから巣箱の前を徘徊するミツバチを確認しましたが、数が少なく対策を講じませんでした。11月に入って寒くなってからは、巣箱の前に放射状に徘徊するミツバチを確認、サンプル採取を行い前田博士に検査依頼しました。只今結果待ちです。
サンプル採取時にメントールを施しましたが、徘徊は止まりません。内検しましたら熊谷養蜂場様の巣枠式巣箱の二段目まである巣脾にハチミツ、花粉は確認しましたがミツバチは居ません。
かろうじて上段の巣脾にミツバチがいます。
巣箱を刺激するとシマリングはありました。
この様に自分の不手際でミツバチを激減させてしまい、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。
これからできる限りのことをして、この群が無事に越冬できるか必死になって試行錯誤しようと思います。皆様のお力をお借し下さい。
ミツバチの数が激減していますので巣箱内の温度低下を止める為に、巣箱を新聞紙とプチプチで包み、巣箱上部には湯たんぽを設置、メントールはファンを使い流しています。
巣箱上部は空洞になっていて、直接巣脾に湯たんぽの熱が伝わることはありません。
また、昨日から朝晩の気温が2°Cまで下がる予報でしたから巣箱を室内( えんの )に入れました。
元々、軒下で入居した群なので、えんのに入れるのは巣箱をスライドさせて移動できましたが、今年は採蜜しなかったので、かなりの重量な為、一人では巣箱を持ち上げることは出来ません。
えんのに加湿器、ファンヒーターを設置して室内も温めています。巣門は前と左右の三面を金網で塞いで空気だけ出入りできるようにしています。
これから、できるだけ室内に入れておきたいのですが、数日ほど巣門は金網で閉じてしまうのはダメでしょうか?
今日は金網を応急で閉じた為に隙間からミツバチが出てしまい、日中は結局巣門を開けていました。
ただ、巣門から出たミツバチは飛ぶこともできず下に落ち、死んでしまいました。
このように、死ぬ為に巣門から出るなら出したくありません。
ただ、水を飲みに行ったり、外に出てフンをしないといけないのなら、巣門は開けないといけませんし…
今日、飛び出したミツバチの大半は徘徊して死にました。ほんの数匹が飛び立ち、しばらくして帰ってきました。花粉をつけたミツバチは皆無です。
これから更に寒くなります。
このように過剰な対策をよしとされない方もおられるのは承知しています。自然の摂理に反することも承知しています。
ただ、自分の不手際と危機感の無さが招いた結果に、縁があって入居してくれたミツバチを巻きこんでしまった現実を本当に申し訳ない気持ちで、ただ涙しています。
少しでも、回復の希望があるなら力を注ぎたいです。
長くなりましたが、室内に入れて越冬は可能なのか?お教え頂ければ幸いです。
よろしくお願い致します。
2016/12/18 09:02
二ホンミツバチは、気温10度になれば採餌、花粉集め等のため、巣箱から飛び出します。
可愛いミツバチのために、巣箱を加温してミツバチが飛び出し、外気が低い場合巣箱に戻れなくなり死亡します。
また、巣箱内の温度が高いとミツバチが活発に活動するため、エネルギー(はちみつ)を過剰消費するとも言われています。
巣箱内部の蜂たちの体温が逃げないための、断熱は良いと思いますが、過剰な加温は避けた方がよいのではないでしょうか?。
また、1日に30cm以上の巣箱の移動は、蜂が巣箱の場所が分からなくなるので、避けなければなりません。
この群れに残される対策は、正常な蜂がどのぐらい残っているか不明で、感染率にもよると思いますが、アカリンダニを駆除できると言われている、ギ酸を巣箱に入れて様子を見るぐらいでしょうか?
2016/12/18 20:58
シマシマさん、こんにちは。
今日はこちら宮崎でも冷気が漂っていますので、三重ではとても寒いことでしょう。
熊谷養蜂場など一部の養蜂業者が日本みつばち用として販売している巣箱であれば、巣枠上部に麻布(湿気対策&仕切り布)を被せた上に発砲スチロール(厚さ1cm程度でもOK)を下に蜂たちが噛み破らないように薄いベニヤ板を敷いて載せた上で上蓋を被せると保温効果が増します。
蜂球形成は必ず上段にさせ蜂が付着していない不要巣脾は取り去った後に片方を仕切り板で挟むと保温効果が増します。、巣箱構造が上下段とも同じでしょうから蜂数が少ない場合は下段は取り去ると更にいいでしょう。
巣門は前面1カ所の筈ですが、これを塞ぐのは厳禁です。脱糞飛行以外で外に向かう蜂は調子を崩して巣内に悪影響を与えない本能が働いて巣外に出て行くのですから、人間が無理に巣内に戻しても再び出巣するものです。これらの蜂たちが巣門を塞ぐことのないよう注意が必要です。
西洋ミツバチにおいて一部寒冷地域で室内越冬が行われているやに聞いていますが、なかなかと難しい部分がある様ですから、野生の日本みつばちでは更に困難だと考えます。
幸いなことに私の飼育場所にはアカリンダニが未侵入なので、質問にある件について直接言及することはできないですが、寒さから守ることが蜂の寿命を延ばしそのことで越冬可能性が少しでも増すのではとコメントさせていただきした。
小山様
賢明なご意見ありがとうございます。
巣箱の過剰な加温はかえってミツバチのためにならない事が分かりました。
本日早朝、えんのからスライドさせて、元の場所に巣箱を戻しました。
えんのと言っても元ある場所から後ろに下げただけなので、ミツバチを驚かせることなく無事終了しました。
様子を見てギ酸パテ考えてみます。
ありがとうございます。
ハッチ@宮崎様
いつも経験からの的確なコメント、感動して拝見しています。
ハッチ@宮崎様のご指摘通り、熊谷養蜂場様の巣枠式巣箱には蓋と巣枠上部に空洞があります。今は自作の金網をかけて、そこにメントールを置いています。なので、金網を取ってドンゴロスをひいた上にメントールを置き、上からベニヤ板と発泡スチールで宜しいでしょうか?
今の蜂球形成は上段のみで、ハチミツと花粉が詰まった巣脾が2段目にありますから、そちらは巣箱ごと撤去してよいですね。
巣門ですが、巣枠式巣箱の下に自作の高さ10センチの枠をかましています。その枠に前、左右に巣門を作り三箇所から出入り可能でした。今は左右を金網で封鎖して前方からのみ出入り可能です。
本日早朝に室内からスライドさせて「えんの」から「軒下」の元位置に戻しました。前方の巣門は解放しています。チラチラ、様子見にミツバチが出てきました。
夏場は底も自作で金網にしたものを設置していました。今は封鎖しています。
野生の日本ミツバチは室内越冬は難しいのですね。なかなか西洋ミツバチとは同じ意識ではかえって可哀想ですね。過剰な加温や巣門の閉鎖、反省します。
今後、メントールがどれくらい効いてくれるか分かりませんが、様子を見ながらギ酸パテも考えて対応したいと思います。
ありがとうございました。
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
今回京都での第4回研究会で学ばせてはいただきましたが、メントール・ギ酸ともに使用経験ないのでその面でのコメントはできかねますが、投与の為に巣枠上を使用中であれば、天井蓋内側の天板すぐ下に発砲スチロールをかぱっとはめ込む方法でも保温力大丈夫です。湿気対策にその下側(巣枠と発砲スチロールの間)には麻布などを置いておけばいいと思います。発泡スチロールはあまり厚いと蓋がしまらなくなりますが・・・
巣門の工夫はとてもいいと思います。金網は嫌う傾向があり私の経験ではその全面を蜜蠟で覆われてしまうことが多かったので現在夏場の底板を金網に変更する以外使用することはなくなっています。金網を全面に覆わないのは蜂球から離れていたり群勢が弱かったりでその蜂群の影響力が及ばない状態で仕方なしに放っておく感がありました。
人間も冬の間にどうしても電柱に触れとろ言われたとしたら、鉄製やコンクリート製の電柱よりも木製の電柱ならばなんとか触れてもいかなぁと思うのと似てると思うのです。(電柱に触れる機会もないとは思いますが(笑))
何とか冬を乗り越えられるよう南の地からお祈りしています。
ハッチ@宮崎様
再度アドバイスありがとうございます。
了解しました。
上蓋の裏に発泡スチロールを埋め込む事に致します。
丁度、冷凍蟹が入っていた段ボールが内側を発泡スチロールの板で覆っていて厚みも最適なのでそれを使います。
あ!私もそれを感じていました。
ミツバチは金網がキライなんですかね?
必ず蜜蝋で塞がれるのは意識していました。
ただ、金網ではなく園芸で使う、鉢の下にひいて土の流出を防ぐプラスチック製の黒い網を使ったことがあるのですが、その場合も塞がれました。
今度金網を使う場所には何か違う素材を使ってみようと思います。
今日の三重県は久しぶりに暖かかったです。が、年末年始には雪でしょう。ポカポカな宮崎が羨ましいです。
皆様のご意見を拝借してなんだか今迄以上に頑張ろうと決心しました。
更に諦めず、注意深く見守っていきます。
ありがとうございました。
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
2/3 全滅だったですか~。残された蜜はありがたくいただき、今春の新たな分蜂群入居に期待したいですね!
ハッチ@宮崎様
ハッチ様には沢山のアドバイスを頂き、ありがとうございました。もしかしたら…という気持ちで見守って参りましたが、1月末に大量に雪が降り、そこから加速度的に悪化してしまったようです。
最後まで巣脾の中央で懸命に育児をしていて息絶えたミツバチを見て涙が止まりませんでした。
女王も最後までお世話されていたようで、沢山の息絶えた働き蜂に囲まれて亡くなっていました。
西洋ミツバチの女王はよく見ましたが日本ミツバチの女王は初めて見ました。でも、こんな形で見るのは辛すぎます。
今年はこの巣箱のミツバチ達の結果を無駄にしないように、アカリンダニをはじめとする病気対策、スズメバチ対策、農薬対策など、気をつけて行っていきたいです。
出会いがあれば私の巣箱に入居してくれるよう、今から準備したいです。
これからもアドバイスよろしくお願いします。
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
小山
京都府
野生の二ホンミツバチが好んで営巣する、樹洞や民家の床下の環境に出来るだけ近い巣箱の製作を心がけ、二ホンミツバチに快適に営巣してもらえるように日々努力しています。...
シマシマ
和歌山県
お休みを利用して畑をしています。 ミツバチには受粉のお手伝いをお願いしています。
シマシマ
和歌山県
お休みを利用して畑をしています。 ミツバチには受粉のお手伝いをお願いしています。
シマシマ
和歌山県
お休みを利用して畑をしています。 ミツバチには受粉のお手伝いをお願いしています。
シマシマ
和歌山県
お休みを利用して畑をしています。 ミツバチには受粉のお手伝いをお願いしています。
シマシマ
和歌山県
お休みを利用して畑をしています。 ミツバチには受粉のお手伝いをお願いしています。