内検で女王いない？と思ってたら本当にいなかった！

ドライなアドバイスになってしまいますが…そんなものですよ。数年間生き、連日数千もの産卵をこなす女王蜂とて、所詮虫です、死ぬときはいきなり死にます。内検中の事故で（先日、枠引き上げた時に「ぽとっ」と落ちやがりました、運よく気づけ回収できましたが）。迷い込んだとか盗蜂で上がり込んだ他群の働きバチにぶちコロされて。娘にダメ女王と見限られ始末されて。ダニ駆除薬で死亡etc…養蜂家に必要なのは、アクシデントへの耐性とも言えます。

飼育群数がそれなりにあり、雄蜂がいるなら。或いは近くに他の多群を飼育する養蜂家がいるなら、今ある王台から女王蜂を羽化させましょう。愛知県…本土、いい加減寒いという事で、未交尾分封はさして考慮せずに済むかも知れません、複数の王台を残したままでも良いと思います・・３つとも残されては？

雄蜂等の条件がそろわない場合は、ダメ元で未交尾女王蜂を羽化させるか…他の養蜂家・養蜂資材店等から、女王蜂を購入し導入する方が確実かもしれません。

ともあれ、現在の雄蜂の状況が判断の分かれ道となるかと思います。いかに優秀な未交尾女王蜂と言えど、結婚相手がいなければ、雄蜂しか産めない永遠の乙女となってしいまいます。

※　10月も下旬。ここから羽化させて交尾終わって、いつになる…11月も中旬に差し掛かる。女王蜂購入し導入するのが確実に思えます。

雄蜂沢山居るから差し上げましょうか。秋に分蜂したのか王台の痕跡見られた群れが新女王蜂戻らなかったと見られタマゴ幼虫無しで激減しましたが雄蜂沢山居ます。小さな箱に入れ替えたら恐らく2、3枚群。横に置いて解散すれば入っていきます。要るなら持ちに来てね。

念のためですが、タマゴは全く見当たりませんか？蜂が増えているのなら女王が上手く隠れているのかもです。　また王台は変性王台ですか？王台の場所は巣枠のどのあたりでしょうか。女王がいないな？と思った時は必ず卵があるかどうかのチェックはしたほうがよいです。卵があれば昨日までは確かにいたという事で恐らく今日もいる確率が高いです。

当方の通常内検では、

１.羽音の確認

2.卵が有る無しの確認

３.女王は確認しません(数が多く１日１５０~２００群毎日手入れ)の為、１群３分以内

今回も、王台があっても女王いる場合があります、お気お付けください。

運が良ければ交尾しますよ熊本では１１月20頃までの経験はあります。

女王を購入の方法もあります。