投稿日:8/16 02:07, 閲覧 319
熊本県の南部の山間部にて叔父が趣味でみかん畑で養蜂をしています。巣箱は1つだけしかありませんが。。。夏休みで帰省しておりまして子供が自由研究でミツバチのことを調べていますが、そもそも叔父がニホンミツバチかセイヨウミツバチかわからず叔父は「セイヨウミツバチだと思うよ」と曖昧なので種類が気になっております。
巣箱から一匹観察するボックスに入れて一眼レフカメラで写真を撮りインターネットにて調べればわかるだろうと思いましたが全然見分けがつかず、こちらのサイトにたどり着きました。一眼レフでは限界があり携帯で撮ったものでは素人には羽の判別ができずらいので、このお写真で蜂の種類がわかる方がいらっしゃれば教えていただけましたら大変ありがたいです。
こんにちは、1000Honey さん!
後ろ羽の翅脈は診たい部分がちょうど不鮮明ですが、姿形色合いから日本みつばちに間違いありません。
日本ミツバチとおもいます。
叔父はおおらかなかたですね。はちさんものびのびくらせそうですね。
二ホンミツバチとセイヨウミツバチの区別は行動からも見分けられます。
今の時期は暑いので巣門付近で踏ん張って羽根を動かして風を送っているハチがいるのですが、この向きでも分かります。
ニホンミツバチは巣門から外に向かって止まり、羽根を動かして巣門へ風を送り込んでいます。
セイヨウミツバチは逆で後ろ向き、巣箱の方を向いて止まり、羽根を動かして巣門から空気を吸い出しているのです。
自由研究で観察しているのならこのような事も観察するといいです、そのほか朝、昼、夕方などの時間に巣に帰ってくるハチを50匹とか100匹のうちに後ろ脚に花粉を付けているのがどのくらいいるかなども見るといいです。ちなみに花粉はタンパク源で成虫も少し食べますがおもに幼虫の食糧で、帰ってくるハチの2~3割が花粉を持ち帰っていれば幼虫がいる目安になり、春のハチが増える時期には半数くらいが持ち帰ります。
花粉の持ち込みがごく少ないと女王バチがいなくなってしまったとか逃去の準備などの可能性もあります。
また花に来ているハチが見られたら、花の中に入って花粉だらけになっているハチは飛びながら体に付いた花粉を足を動かし集めて蜜を混ぜて花粉団子を作るのも見られると面白いです。この様子は「NHKミクロワールド」にあるのですがそのほかにもネットで動画が見られるかも知れません、「ミツバチ 花粉団子」「ミツバチ 花粉団子を作る」などで検索してみるといいかと思います。
ただこれからの時期はスズメバチが頻繁に来てミツバチをさらっていくのでその観察も出来ますが、怒らせてしまうと向かってくる事もあるのでご注意ください。特に最大の「オオスズメバチ」は危険です。これらスズメバチの幼虫は肉食で、働きバチは昆虫などを狩り、肉団子にして幼虫の餌にするのです。すると幼虫が口から液体を出し、この液体は栄養豊富で働きバチはこれを飲んで遠くまで狩りに出られるのです。「バーム」というスポーツ飲料がこれを元にして作られたのだそうです。
1000Honeyさん こんにちは。回答遅くてスミマセン。
ニホンミツバチで間違いないです!
たしかに、翅脈の違いは、確たる証拠ですが、飛んで居たり、ウロウロお仕事中の蜂娘ちゃん達に、翅を見せて貰うのは、識別法としては、非現実的です。
私は、見た目で判断します。
ニホンミツバチは、腹の縞々の黒帯の幅が一定に太いです。セイヨウミツバチは、縞々がグラデーションになっていて、腰の方から、細⇒太、そして、お尻の先が真っ黒! 飛んで居ても、お尻の真っ黒は、結構目立ちますので、解りやすいです。
左がニホンミツバチ、右がセイヨウミツバチです。
よく、西洋さんは全体が黄色っぽいと言われるのは、腰近くの黒のストライプが細い為に、地色の黄色が目立つためだと思われます。
ただし、季節によって、ニホンミツバチも夏は、黒が相当薄い色になりますので、迷い易かったり、新娘も産毛がいっぱいで、光の加減で黄色っぽく見えたりするので、惑わされますね。
でも、縞々の幅で判定すれば、それは変わらないので、解りやすいです。
1000Honeyさんの叔父様の蜂さんも、腹の縞々が等間隔。判りやすいですし、お子さんの自由研究の見分け方でも、大事なコツになります。
あっ!夏の自由研究なのに、回答が遅くて役に立ちませんでしたかね? でも、この先も末永く可愛がっていかれますよね~(ღ˘⌣˘ღ)
8/16 03:57
8/16 12:09
8/17 06:30
10/2 02:09
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
おいも
東京都
何でも興味を持つ物好きです。 園芸・農業・DIY・アマチュア無線・車等々です。 DIY総合工房を作る空き家さがししています、一緒に楽しめる仲間募集中です。 巣箱...
れりっしゅ
千葉県
南房総鴨川でティーハウスをやってます。初めての巣箱を2021年3月中旬から設置し、漸く3年経ったばかりの駆け出しです。専門用語も殆どわからず、兎に角試してみよう...
T.Y13 群馬の山さん
群馬県
時々話題になるダムの近くです。
1000Honey
熊本県
1000Honey
熊本県
ハッチ@宮崎さん
早々のご回答ありがとうございます!
叔父はニホンミツバチは希少なのでここらへんでは入らないだろうと言う見立てだったので今までセイヨウミツバチだと思っていたようです。
叔父にも教えてあげたいと思います。今年はスムシにやられてしまって蜂蜜は取れなかったそうですが今も巣箱に蜂さんが出入りしているので子供たちと観察して楽しみたいと思います。
8/16 04:08
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
1000Honeyさん、
日本みつばちと西洋ミツバチを見た目で比較したものがありますので参考になさってください。
https://preview.38qa.net/blog/154993
観察されていいお写真撮れましたら、花を訪れる蜜蜂写真コンテストもあるのでぜひ応募なさってみてください。
8/16 04:34
1000Honey
熊本県
おいもさん
ご回答ありがとうございます。
叔父は80代でこの暑さで蜂さんを全然観察にしは来ないのですが(完全に放置です)
おかげかはちさんたちものびのび自由に飛び回って暮らしていそうです。
観察していると頭が良くて可愛い姿にメロメロです。
8/17 02:08
1000Honey
熊本県
コメントいただきありがとうございます!
行動からも両種類のハチで見分けられるのですね、大変面白く参考になりました。書いていただいたことを気にして観察しておりましたが確かにおっしゃる通りの動きをしておりました。
夏場で花粉はあまり持ち帰れていないようでしたが付近の植物を観察してもどこに出かけているのかわからず、そのうちにすぐ上の木からスズメバチが葉っぱに集結してみつ蜂の巣箱を狙っていました・・・・
祖父が撃退してくれましたが、少しびっくりしました。その日はミツバチ が活動的じゃなかったのでどうしたのかな?と思っていましたが危機を感じていたようです。
この夏はみつばちの観察で毎日楽しかったです。
生憎関東に戻ってしまうので観察はまた来年のお楽しみになりますが祖父母からの今年の収穫の様子なども聞くのを楽しみです。
「ミツバチ 花粉団子を作る」検索してみます^^
8/24 14:58
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
1000Honeyさん、こんにちは!!
花粉団子を後ろ脚に付けて帰巣する様子が記録されていて、また切り出し画像は働き蜂がスポットライト浴びて巣門前にその影が写し出されていてナイスショットです。
T.Y13 群馬の山さんさん回答へのコメントでしたので、今拝見しました。
9/2 05:37
1000Honey
熊本県
ハッチ@宮崎さん
子供も自由研究がおわり学校も始まりました。その節はご親切に、とても早くミツバチの種類を教えていただきありがとうございます。
帰りの間際にたくさんの花粉団子を足につけたニホンミツバチを拝見できてとても嬉しくなりました。
親子でニホンミツバチについて徹底的に良い機会となりましたしとても良い環境で私も考えたことを思います。
また、阿蘇に遊びに行った際に花に止まった蜂を見つけたので画像添付します。ニホンミツバチではないようです。
残念ながらはちみつを取るところは時期的に帰省が難しく拝見できませんが父に動画と写真をお願いしているのでまた夏にまとめた自由研究ノートにしるし、叔父にプレゼントしようと思っています。
9/2 16:09
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
1000Honeyさん、
子供さん方とのみつばち研究•観察の時間良かったです。
アザミに訪れるトラマルハナバチの写真、よく撮れています。
9/2 19:16