投稿日:2017/10/22 01:38, 閲覧 910
いつも、ミツバチQ&Aを拝見させて頂いております。
はじめて質問させて頂きます
私は退職後、兵庫県宝塚市で蜜蜂の飼育を始めてから3年になります。お陰様で現在、4月25日に入居した1群を飼育しております。幸いこの群れは強勢で、6月14日には分蜂(逃亡)し、6月17日には6段の重箱の最上段、1段から採蜜できました。10月20日に再び、6段目の最上段から採蜜しました。5段目の重箱はカラの巣房も10%位見かけられましたので、貯蜜が充分ではないと判断し、越冬用に残しました。
週末養蜂の諸先輩は越冬は5kgの蜂蜜確保を目安に、重箱は3段とされる方が多いようです。重箱の数が多くなりアキのスペースが多くなるとスムシ対策、防寒対策の面から
好ましくないとの根拠が示されています。
質問1:越冬後、春を迎えましたら皆様はどのようなタイミングで、3段の重箱に継箱されるのでしょうか?
4月からの分蜂に備えて蜂数は急増すること、貯蜜も盛んになりますので急いで、新しい巣箱を継ぎ足す必要はありませんか? 又、春に採蜜する場合、分蜂後の6月位が好ましいようですが、越冬後、分蜂までの間に重箱を継ぎ足す必要はありませんか?
質問2:春に越冬後の重箱で、貯蜜がカラになった重箱は除き、更に貯蜜用に新たな重箱を継ぎ足されているのでしょうか?
以上、よろしくご教示下さいますようお願い致します
2017/10/22 04:01
Mitsuo Koenumaさん こんばんわ 採蜜したときに継箱はしますね。自分は冬越し群は空間はH=15cmですが巣箱1.5段分に考えています。それでも春にバタバタして6段を人力で持ち上げて1段追加したことも有ります。大変でした。蜂は冬のうちに一番遠い処から食べていきますので蜜が無くなるのは一番上の巣箱ですね。そのままにして置くと春にまた蜜を貯めますのでそのままで大丈夫です。そして6月の半ばに採蜜をします。1段目が少し糖度が低く(冬の間に食べているため)2段目が1度ほど高く3段目がまた低いです。自分は5段で冬越しの所を6~7段でしています。(蜜を2段分10.2kg)キープしているためです。1段では(5.1kg)足りなかった事が有りますので。頑張って下さい。
2017/10/22 04:14
この時期巣板下部に蜂球形成していた蜂たちも越冬明けの頃には徐々に貯蜜を喰い尽くして貯蜜のある上部に蜂球位置が移動し、中央巣板を噛み落として新たな巣脾を造って産卵育児を再開します。
この時に噛み落とされた巣屑はスムシの温床となる為飼育管理下では掃除します。私たちのチームでは掃除の都度巣箱を持ち上げた時の重量と蜂球の下垂具合いで継箱追加を判断しています。
春はそのまま管理して分蜂させてこれを捕らえることに力を注ぎ、6月頃に貯まった蜂蜜を収穫しています。
収穫時期については、飼育されている近辺の植生によって貯まる時期が異なりますので適期を見極める必要があります。
なので、近所の飼育経験者の採蜜時期を参考にされるといいなと思います。
2017/10/22 06:04
Mitsuo Koenuma さん こんばんは
私たちの地域は、冬でも比較的温暖な地域です。
また、巣箱は25×25×H15 前後のサイズの重箱です。
多くが4段~5段 中には7段で、冬越しするものがありますが、アカリンダニ防除用メントールの蒸散を促すためにも、気温が下がってハチが密集する時を待って、巣箱を減らし、できるだけ空間を無くしコンパクトにマトメルように心がけています。
質問1:越冬後、春を迎えましたら皆様はどのようなタイミングで、3段の重箱に継箱されるのでしょうか?
寒くなると群れは、巣碑の間にもぐったり、密集して塊ります。春の分蜂時期の手前までハチの総数は減ることはあっても増えることはありません。
3段に継ぐ箱という定数ではなく、冬越しした巣箱に状況に応じて継いでいます。
その判断は、ハッチさん同様に、下からカメラで写し、蜂球の下垂を巣落ち防止棒との位置で判断し、継ぐ箱をしています。
分蜂前の過度の継ぐ箱は、メントールの蒸散や、分蜂を抑制することになると思います。
質問2:春に越冬後の重箱で、貯蜜がカラになった重箱は除き、更に貯蜜用に新たな重箱を継ぎ足されているのでしょうか?
春の採蜜は、私たちは天気予報を参考に梅雨の前採蜜します。その年の入梅の時期にも左右されますが、たいていは、5月下旬に採蜜します。
これは、天候が安定していて採蜜が容易なこと、夏季の蜜枯れ時期までに、採蜜後の群勢の回復に十分な猶予を与えることがその理由です。
したがって、古い空巣の除去を兼ねて、弱群を除きすべての越冬群を採蜜します。
この採蜜の可否と継ぐ箱は、前述のように巣箱重量と群勢で判断します。
女王の産卵能力が急激に衰えたり、その逆に弱群と思われていたものが急激に回復したり、周囲の蜜源、天候や地域性にも左右され、一筋縄ではいかぬようです。
2017/10/22 07:59
Mitsuo Koenuma さん、こんばんは
私は今年春に分蜂した一群を育てています、
現在4段です。冬越しのためこのままにして、来年分蜂と同時に2段収穫したいと思っています、そして、春の成長は早いので140㎜枠を3段用意する予定です。
経験の範囲でしかお答えできませんが、参考になれば幸いです。
(1)~(2)徐々に上に移動する感じです。
(3)上は空巣房のままが多いです。
①それまで使われていた巣板。白くカラカラ乾燥した端の巣脾は使われないことが多いです。
(4)~(5)②、全巣板の中央付近
③はい。
④巣脾下に新たに造成される王台で育ちます。
分蜂は、群が充実して育児が飽和した頃に造られる王台に日をおいて産卵され、最初に育った第一王女が出房するに先だって母親女王が約半数の蜂たちと第一分蜂に発出します。
巣内では次々産まれてくる蜂たちで再び分蜂できる状態である場合、第二王女の誕生前に第一王女が第二分蜂に発出します。
群が分蜂できる状態が継続する限り第三分蜂、第四分蜂と続き、これ以上分蜂すると生存できないと判断した段階で分蜂は終わりとなり、その時に巣脾にいる妹王台が元巣を相続することになります。
私も、未だに、継ぐ箱や採蜜の適期について、何を指標にしたらよいのか手探りの状態です。
お互いに情報交換やお知恵拝借、よろしくお願いします。
カッツアイさん
巣箱内の温度や湿度の定量的測定のデータは貴重です。
是非記録して、お知らせください。
今晩は、オニガワラさん
早速、ご教示頂きましてありがとうございます。オニガワラさんのご回答は幾度も拝見させて頂き、いつも参考にさせて頂いております。オニガワラさんのような強い筋力が私にはありませんので、重箱は5から6段で飼育していきたいと考えております。越冬に成功した時にはおそらく蜜がカラとなった上段はとりはずさないで、次の採密までそのままにしておいて大丈夫なことがよく、わかりました。これからも、是非ご教示お願い致します
今晩は、、ハッチ様
早速、ご回答を寄せて頂きましてありがとうございます
ハッチ様のご回答もよく拝見し、いつも参考にさせて頂いております。越冬後の重箱の管理は新規入居の場合に比較して、難度が高そうですね。養蜂の奥の深さにふれた思いです。越冬明けには重箱の中の蜂球が上部に移動するとは驚きました。是非、これからも色々とご教示お願い致します
山田 様
早速のご回答、どうも有り難うございました
オニガラワさん、ハッチさんからのご回答にプラスされて、詳細に貴重なご経験・ノウハウを補足・ご教示頂きまして急に視界が開けたように思います。
お陰様で、越冬に必要なこと、無事越冬できたら春先にすべきことがかなり整理できました。昨年、入居した群れは私が9月に採蜜した際に巣盤の先端を壊してしまったためか、アカリンダニのためなのか分かりませんが、今年1月には蜂蜜を沢山残したまま全滅しました。今年は念のため、メントールも入れ、なんとか越冬させてやりたいと頑張っております
これからも色々とご教示下さいますようお願い致します
カッツアイ 様
お早うございます
ご経験を寄せて頂きましてどうも有り難うございました
春、分蜂後に2段採蜜され、3段新たに継ぎ足しされ5段にされるご予定なのですね。私もできることなら、5段で巣箱の管理をしたいと思います。
私の蜜蜂は今のところ元気ですが、9月にアカリンダニの検査依頼を致しました。
来春が楽しみですね!
( 横からごめんなさい )
Mitsuo Koenuma さま tiioka2539と申します、よろしくお願いいたします。
onigawaraさん ハッチ@宮崎さん こんにちは
実は私、越冬した群の春の様子を理解できていません。教えてください。
お二人のご回答をまとめると次のようになると思います。
群は冬の間、⑴重箱の下段の方に蜂球を作り蜜を食べる。⑵食べ尽くすと一番上の部分を食べる。⑶春になるとこの部分に再度蜜を貯める。⑷併行して食べている巣の下の部分を噛み落とし、⑸新たな巣板を造って産卵育児を再開する。
質問① 蜜を貯める巣板は越冬した巣板ですか?
質問② 噛み落とすのはどこから? 貯蜜部の下端から? 巣板の下端からですか?
質問③ 新たらしい巣板は越冬した巣板に接続して造られるのですか?
質問④ 新しい女王は、新たらしい巣板で生まれるのですか?
質問⑤ 分蜂は④の女王によって起こるのですね?
的はずれ且つ諄い質問ですみません、勉強させていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
ハッチ@宮崎さま
ご回答ありがとうございました。時間をかけて頭の中でまとめてみます。
いづれまた。
onigawara
福岡県
日本ミツバチは森林組合の友人から2012年巣蜜をいただいたのと山荘の薪小屋に日本ミツバチがたくさん来ていたので何か自分でも知らないうちにやっていました。宜しくお...
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
ご返信は「山田」の2文字でも、けっこうです。昨日聞いたことも、今日は忘却の彼方に、永遠の初心者マークです。よろしくお願いします。 伝統養蜂、新しいアイデア、...
ご返信は「山田」の2文字でも、けっこうです。昨日聞いたことも、今日は忘却の彼方に、永遠の初心者マークです。よろしくお願いします。 伝統養蜂、新しいアイデア、...
ご返信は「山田」の2文字でも、けっこうです。昨日聞いたことも、今日は忘却の彼方に、永遠の初心者マークです。よろしくお願いします。 伝統養蜂、新しいアイデア、...
カッツアイ
岐阜県
H27年に蜂友の方から二ホンミツバチを3群譲っていただいた、 H27年は採蜜後の巣落ちで逃亡1群、とアカリンダ二症で2群が全滅。 H28年は6月末に一群を頂...
カッツアイ
岐阜県
H27年に蜂友の方から二ホンミツバチを3群譲っていただいた、 H27年は採蜜後の巣落ちで逃亡1群、とアカリンダ二症で2群が全滅。 H28年は6月末に一群を頂...
ちいおか2539
茨城県
満6年になります。この間、スムシ、巣落ち、逃去、アカリンダニ、ノゼマ、サックブルード・・・と悪戦苦闘の連続ですが皆さんに教えていただきながらやっとここまで来れま...
ちいおか2539
茨城県
満6年になります。この間、スムシ、巣落ち、逃去、アカリンダニ、ノゼマ、サックブルード・・・と悪戦苦闘の連続ですが皆さんに教えていただきながらやっとここまで来れま...
Mitsuo Koenuma
兵庫県宝...
はじめまして、肥沼三雄(コエヌマ ミツオ)です。ニックネームは「ミッチャン」です 現在、69歳で退職後に日本蜜蜂に興味を持ちまして「週末養蜂」を手引きとし、5年...
Mitsuo Koenuma
兵庫県宝...
はじめまして、肥沼三雄(コエヌマ ミツオ)です。ニックネームは「ミッチャン」です 現在、69歳で退職後に日本蜜蜂に興味を持ちまして「週末養蜂」を手引きとし、5年...
Mitsuo Koenuma
兵庫県宝...
はじめまして、肥沼三雄(コエヌマ ミツオ)です。ニックネームは「ミッチャン」です 現在、69歳で退職後に日本蜜蜂に興味を持ちまして「週末養蜂」を手引きとし、5年...
Mitsuo Koenuma
兵庫県宝...
はじめまして、肥沼三雄(コエヌマ ミツオ)です。ニックネームは「ミッチャン」です 現在、69歳で退職後に日本蜜蜂に興味を持ちまして「週末養蜂」を手引きとし、5年...
Mitsuo Koenuma
兵庫県宝...
はじめまして、肥沼三雄(コエヌマ ミツオ)です。ニックネームは「ミッチャン」です 現在、69歳で退職後に日本蜜蜂に興味を持ちまして「週末養蜂」を手引きとし、5年...