投稿日:2019/10/25 09:56, 閲覧 758
季節ごとに巣箱と巣箱環境を考える際に参考にしたいのですが、ツヅリガは年間を通して、産卵していますか?
成虫は5~6月頃出現するとは検索で分かりましたが、秋冬を通して長い期間産卵するのでようか?
西洋ミツバチ巣脾枠を巣箱から11月に取り出して翌春2月いっぱいに巣箱に返せるようであればこれまで巣脾枠を駆虫作業抜きで保存出来ていましたが、温暖化に伴いこのところ冬場でも成虫を見ることがありますので近年は処理後の保管を心掛ける様になりました。
スムシは1年中産卵していますが冬は育つのが遅くなるので被害は減ります。夏の間は正確な日数は分からないですが、多分20~25日もあれば卵から成虫になれるのだと思います。ハチのいる所なら小さいうちにハチが運び出すのですがハチのいない巣板なら一週間もすれば小さいスムシだらけになってさらに一週間もすると巨大なスムシがうじゃうじゃいるようになります。同様に巣屑などもすぐにスムシだらけになるので掃除した方がいいと思います。あるいは巣箱に空間がなければ巣屑やスムシをハチが運び出すのでいつも箱いっぱいにハチがいるようにしておけば巣屑はなく、スムシも出ないです。
それに比べると冬はずっと少なくなり、育つのも遅くなります。巣箱の底に落ちた巣屑がスムシの発生が最も多くなると思いますが、無霜地帯のような暖地ならかなり頻繁に掃除しなければならないかも知れないですが、こちらでは冬の間は全くやらなくても大丈夫です。
それから釣り餌の「ブドウ虫」として売られている虫ははこのスムシを養殖したものがあります。本物のブドウ虫はブドウの木の枝に入って売られているんですが、虫だけや段ボールの目の中に入って売られているのがこの虫で、米ぬか主体の人工飼料で養殖出来るのだそうで、しかも蛹化を阻止するホルモンを食べさせているので大きくなるとの事です。
2019/10/25 10:23
2019/10/25 18:02
T.Y13さん
詳しいご説明、ありがとうございます。
助かりました。
これからもよろしくお願いいたします。
2019/10/25 19:18
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
ハッチ@宮崎さん
私は日本ミツバチを養蜂ですが、昨日スムシの小さいのを見つけましたので、ふと成虫はどの季節にも産卵するのかなと思いました。
こまめに観察するのが一番のようですね。
コメントをありがとうございます。
2019/10/25 10:32
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
T.Y13 群馬の山さん
群馬県
時々話題になるダムの近くです。