投稿日:2016/7/11 17:28, 閲覧 1163
諸先輩方宜しくご教示ください。@岡山・Oyabinです。
重箱式捕獲箱を4月に4段設置し、初めての捕獲挑戦にも関わらず、誘引剤のお蔭でこれまで順調にニホンミツバチの捕獲ができ、5月には更に捕獲継箱2箱を追加し、6月末段階で上から3段目(1段=15㎝→45㎝)までに営巣と数千匹の働き蜂の存在を確認しています。
しかしながら7月になり雄蜂の発生と頻繁な出入りを確認するや否や、数千匹いた働き蜂は一晩で逃亡した模様です。但し、迷い蜂らしき数匹の蜂達と今朝からは更に蜂の数が増えつつあります。流石に一時期数多くいた「雄蜂」は一匹もいません。
そこで1、考えれれる原因と 2、今後の対策についてご教示をお願いします。
第1捕獲箱設置(4月)から、これまでに取り組んだことを以下に記します。(参考)
①「アカリンダニ対策」として「L-メントールクリスタル」を天井部に設置。
(原因は特定できていませんが、その後死亡する蜂はいません。)
②「蟻対策」として捕獲箱周辺に市販の薬を塗布
(雨が降ると効果が薄れました)
③継箱を2箱設置
現在4段(60㎝)→6段(90㎝)
(点検窓を付けた継箱を、既箱と交換設置。お蔭で逃亡を視認出来ました。)
④「ススメバチ対策」として「トリカルネット仕様の防護枠」を設置。
(今は取り外していますが、いつでも取り付け可能、蜂のストレスも確認済み)
⑤夏対策(ストレス対策)
「天井部の箱部品」に空気取入穴を多数増設
1階部分の巣門口数1個 → 3個タイプに変更仕様のうえ取り替え
⑥6月に第2捕獲箱製作・設置(誘引剤効能期間・45日に残存期間があったため)
第1捕獲箱とは300m位離して設置しましたが無事捕獲。
=END=
2016/7/13 04:07
oyabinさん、今日は。私も毎日このコーナー(Q&A)を閲覧していますが、ハッチ@宮崎さんの回答に適切な回答、感心します。私は継箱重箱使用ですが、殆ど自然任せで(ずるいですね・・・)何もしませんので、質問の様子を見る限り少し構いすぎかな?とも思います。ただ、継箱は必要項目で観察窓付き箱は私も使用しています。使用する時期は、いつも三段目からです。と言うのも,捕獲箱は二段箱(巣門付きで3段)で飼育、落ち着いた頃で観察窓付き箱に継箱します。
2016/7/12 06:29
①アカリンダニ対策メントールクリスタル天井部設置
当地へのアカリンダニ侵入がない為、不明
②蟻対策捕獲箱周辺に市販の薬
以前粒剤を撒いたことがありましたが、風で巻き上げられて蜂にも害があり逃去の原因となったことがあり、それ以降使用していません。
③継箱を2箱設置
増えた蜂群にはいいと思います。
(点検窓を付けた継箱を、既箱と交換設置。お蔭で逃亡を視認出来ました。)
当地においては点検窓など嫌われることが多く、日の光が入ると逃去の原因になり得ました。
④ススメバチ対策トリカルネット設置
特に障害にはならないと考えます。
⑤夏対策(ストレス対策)「天井部の箱部品」に空気取入穴を多数増設
巣門以外の穴など日本みつばちは蜜蝋で塞ぐ傾向がみられることから、かえって迷惑なのではないかと考えます。
⑥6月に第2捕獲箱製作・設置
誘引剤は、安心感を与え居付きをよくする効果もあると思います。
***
急激に増えた・・・については、分蜂後女王蜂に不具合が生じて無精卵しか産めなくなったか、何らかの理由で女王不在となり働き蜂産卵に移行してしまったのではないでしょうか。この場合、働き蜂房にも多数の無精卵が産み付けられ、羽化してくるのは雄蜂のみで、一見小型のために黒い働き蜂に見えることがあり、一気に雄蜂が増えてきたかの様に感じられたのではないかと思います。
雄たちは働く能力がなく、働き蜂が集めてきた蜜を食らうだけですから働き蜂が寿命を迎えるにつれて徐々に餌不足に陥り、結果逃去してしまい残らず居なくなったものと考えます。
後に残された巣に来ているのは、僅かに残された蜜などの香りに誘われてそれを自巣に持ち帰ろうとしてやってきた採集蜂で、野外に蜜源が枯渇していれば盗蜂化して仲間を呼び寄せて徐々に増えていってるのでしょう。
既に逃去しているのであればその対策はありませんが、巣箱を綺麗に掃除して巣虫の発生を防止し、巣箱には蜜蝋を塗布して新たな待ち箱として設置されるのがいいと思います。
逃去は他でも起こっていると考えられ、それらの群れはどこかに入居するのですから、もしかしたら待ち箱に入居があるかもしれませんよ。
oyabin
岡山県久...
定年と同時に「原点回帰」を行い週末養蜂家を目指している新人です。「晴耕雨読を座右の銘」に「日日是好日の精神]をもって毎日を主体的に行動しています。諸先輩方ご指導...
静岡・おかんじ様@岡山・oyabinです。
私の質問に対しハッチ@宮崎様の投稿回答&閲覧を頂きありがとうございます。
さて、おかんじ様も「継箱重箱使用とのことですが、殆ど自然任せで(ずるいですね・・・)何もしません」とのことですが、私は諸先輩方に「設置後数日で初捕獲、捕獲蜂の死亡経験、ある日雄蜂が沢山発生、間もなく数千匹が一晩でいなくなったこと」の経緯のうち、直近の一晩で逃亡した原因究明のお力添えを頂きたく、質問投稿を致しました。そして今後の対応策を検討するためです。
しかしながら、おかんじ様はこれまで3か月の対応経緯から「少し構いすぎかな?とも思います。」のコメントを頂きました。これまで4年の飼育経験がありながら、昨年は8群を失うなどご苦労の中、現在は既に2群の捕獲飼育に成功されている経験者ですので敬意を表し、「構いすぎのご意見」を参考とさせて頂きます。ありがとうございました。
また、「継箱は必要項目で観察窓付き箱は私も使用しています。使用する時期は、いつも三段目からです。と言うのも,捕獲箱は二段箱(巣門付きで3段)で飼育、落ち着いた頃で観察窓付き箱に継箱します。」この部分は私と一緒ですね。
但し、私は重箱式+誘引剤方式で飼育しているため、今後は少々コストがかかりますが「京都ニホンミツバチ週末養蜂の会」が提唱している「機能性の高い鉄製台(14300円・1台)」を採用すれば、点検・観察など全てが解決すると思っています。
=END=
oyabin
岡山県久...
定年と同時に「原点回帰」を行い週末養蜂家を目指している新人です。「晴耕雨読を座右の銘」に「日日是好日の精神]をもって毎日を主体的に行動しています。諸先輩方ご指導...
ハッチ@宮崎様@岡山・oyabinです。
いつも素早いご教示ありがとうございます。
次々に発生する諸事象に困惑しながら、貴台をはじめ諸先輩方のアドバイスと投稿事例を参考にし少しずつですが「知識」を蓄えながら「週末養蜂家」を愉しんでいます。
今回は捕獲した時から、いつかはこの事象(逃蜂)に遭遇するであろうと予期、また捕獲箱の設置環境によりその逃蜂の原因は様々だと思います。・・・が今後も到来するであろう対策のためにその原因を突き止め今後の対策の必要性から質問投稿させて頂きました。
ハッチ@宮崎様は、私のこれまでに取組んだ少ない情報量にも関わらず、発生原因について回答投稿を頂き大変参考になり助かりました。
ニホンミツバチコミュニティ約2000人の皆様の投稿記事を参考にしながら「点検窓」なるものを事後設置(既設箱と入替)し、観察をしていましたが、自然界から学ぶこと(教えられること)が多すぎますが、今後も原因究明と解決に努めます。
少ない情報量にも関わらず多くを教示頂いた、特に以下の1~2については早速対応、3については蜂達の生態について学ぶことが出来、大変参考になりました。
1、点検窓など嫌われることが多く、日の光が入ると逃去の原因になる。
2、夏対策(ストレス対策)は巣門以外の穴など日本みつばちは蜜蝋で塞ぐ傾向がみられることから、かえって迷惑なのではないか。
3、雄蜂が急激に増えた・・・については、分蜂後女王蜂に不具合が生じて無精卵しか産めなくなったか、何らかの理由で女王不在となり働き蜂産卵に移行してしまったのではないでしょうか。
この場合、働き蜂房にも多数の無精卵が産み付けられ、羽化してくるのは雄蜂のみで、一見小型のために黒い働き蜂に見えることがあり、一気に雄蜂が増えてきたかの様に感じられたのではないかと思います。
雄たちは働く能力がなく、働き蜂が集めてきた蜜を食らうだけですから働き蜂が寿命を迎えるにつれて徐々に餌不足に陥り、結果逃去してしまい残らず居なくなったものと考えます。
後に残された巣に来ているのは、僅かに残された蜜などの香りに誘われてそれを自巣に持ち帰ろうとしてやってきた採集蜂で、野外に蜜源が枯渇していれば盗蜂化して仲間を呼び寄せて徐々に増えていってるのでしょう。
既に逃去しているのであればその対策はありませんが、巣箱を綺麗に掃除して巣虫の発生を防止し、巣箱には蜜蝋を塗布して新たな待ち箱として設置されるのがいいと思います。
逃去は他でも起こっていると考えられ、それらの群れはどこかに入居するのですから、もしかしたら待ち箱に入居があるかもしれませんよ。
大変お世話になりました。
おかんじ
静岡県
角洞箱、丸洞箱そして重箱を使用しています。待ち箱には断然、角丸ですね。自然体での、入居を目指していますので、余りルアーとか金陵辺(上手に栽培できませんので)は使...
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
oyabin
岡山県久...
定年と同時に「原点回帰」を行い週末養蜂家を目指している新人です。「晴耕雨読を座右の銘」に「日日是好日の精神]をもって毎日を主体的に行動しています。諸先輩方ご指導...