投稿日:2020/10/9 13:43, 閲覧 1607
幼い頃から日本ミツバチと共に育った私にとっては以前にも書いた気がしますが、100%天然の蜂蜜は寒くなると白く固まるものと信じて、たまに市販品を買うと半分固まって居るものを見ると「半分は水飴?」なんて疑って居ましたが、一昨年秋田舎で初めての採蜜をして冬になっても冷蔵庫に入れても全く固まる事はありませんでした。
今年6月に知多半島の昨年春入居したものを採蜜し、とてもクセの無いきれいな蜂蜜でした。あちこち配り最後の一瓶が冷蔵庫の野菜室に保存されて居るのを先日見つけました。
写真の様に真っ白に固まって居ます。今は室内に出して一週間以上になりますが、解ける気配はまるで無し!スプーンですくってみたけどとてもなめらかで美味しいです。以前岐阜県で採れた蜂蜜を頂きましたが、砂糖が結晶化したみたいでザラザラでとても食べる気にはならなかった。
8月に巣落ち逃居され、残っていた蜂蜜を濾した時は中々糖度も上がらず瓶詰めしましたが見事に発酵してしまい、差し上げた方にも冷蔵庫で保管をお願いしましたが、残りわずかとなったものをもう妻は食べられない状態なので、今まで蜂蜜など甘くて食べなかったけど、毎日ヨーグルトに少し入れて食べてますが普通に美味しいですね(^^)/
ただ、この時の残った巣牌は明らかに発酵臭が残り、コレで蜜蝋を作っても良いものかどうか?勿論一旦冷凍庫で保管して今はベランダに置いてあります。
写真左が春に採蜜したもの、右2瓶が巣落ちし醗酵したものです。
先月末に採蜜したのも糖度が76~7度と低かったのでonigawaraさん式で脱水し、79度を超えたので瓶詰めしましたが「アララッ!!」
醗酵してる!? 写真では黒っぽく見えますが、もっと明るい色できれいな蜂蜜です。
90度を越えれば醗酵しないと聞いて居たので・・ 勿論瓶は煮沸消毒はしてあります。
解らない事ばかりの日本ミツバチです(@_@)
花蜜の成文の違いで固まり易かったり蜂蜜も季節によりその性質は異なります。
西洋ミツバチでは単一の花から集める傾向が強いので、単花蜜が収穫でき、例えば春の菜の花の蜂蜜は離蜜後すぐにザラザラ結晶しやすし、夏のクローバー蜜はクリーム状に半結晶化しますのでパンに塗ると垂れ難くて便利です。秋のそば蜜は真っ黒、ミカン蜜は明るい黄色など色も様々です。
日本みつばちはどの季節も多様な花に通っているようで単花蜜ではなく百花蜜と呼ばれる蜂蜜になりますが、春は明るい色~秋が深まるに連れて褐色の蜜になり、時期によっては結晶化し易い蜂蜜にもなります。
それから酵素の影響で離蜜後熟成が進む感じがします(^^)
jirochoさん こんにちは❣ 皆さんが発酵するという意味が良く分かりません。師匠も、糖度が78度未満だと醗酵するから冷蔵庫保管が良いと言われました。
5月に自然巣を回収し、一旦(2泊3日)、マイナス25度の冷凍庫で保存したものを、採蜜しました。糖度は76度でしたがこの蜜には花粉もいっぱい混ざっていました。発酵するかもしれないという事で、冷凍庫で1週間保管してましたが、その間に固まる事も無く、その後常温で保管しましたが醗酵することは有りませんでした。9月一杯で消費してしまいました。
次に、9月26日に自家群から採蜜しました。これも77度しかありませんでした。採蜜から今まで常温で保存してますが、全く醗酵する様子は有りません。この蜜は、冷凍保存することも無く、全く常温のままなので、自然蜜と言って良いと思います。
師匠曰く、二ホンミツバチの蜜は、春の蜜は、椎の木を中心とした木花の蜜で、固まりにくいが、秋の蜜は花蜜が中心で固まり易くなるとの事でした。特に、セイタカアワダチソウに蜜が混じると敵てきめん結晶化するそうです。
師匠は、固まるのと結晶化するのとは違うと言ってます。温度が下がって固まるのと常温でも結晶化するものが有るそうです。固まったものは常温に戻すと柔らかくなるが、結晶したものは熱を食わないと柔らかくならないそうです。熱を加えた物は、直ぐ結晶化するそうです。
私も経験が浅いので良く分かりませんが、先達からの教えでお答えしました。
jirochoさん こんばんは
ハチミツは冷蔵庫に入れると、普通は結晶化します。採蜜時期と花の種類によっては結晶化しない事もありますが冷蔵庫に入れればほとんど固くなってしまいます。ただし採蜜直後に冷凍してしまうと、春に温度上昇後に解凍後は結晶化しない、と言われています。
結晶化したハチミツを元に戻す時の加温は、40度以上の温度を加えると、ハチミツの内質が変化してしまいますから、加温は40度付近までにした方が良いです。発酵後の巣脾は
>この時の残った巣牌は明らかに発酵臭が残り、コレで蜜蝋を作っても良いものかどうか?勿論一旦冷凍庫で保管して今はベランダに置いてあります。
この巣脾は蜜蝋を作るには全く問題は有りませんが、冷凍後ベランダに置く時は、完全密封にしないとすぐにハチノスツヅリガ(スムシ成虫)が産卵し、すぐにスムシの巣になってしまいます。
jirochoさん こんばんは~
混ぜたら上側に気泡と泡が出ますが、時間とともにだんだん消えてきます。
糖度が低いか、花粉・幼虫・巣虫 等 色々な原因で出るようです。
糖度を上げれば、泡が出なくなり、発酵もしないと思ってたのですが、よくわかりません。
今年初めて6回ほど採蜜しましたが、屈折式糖度計で計った糖度は72~78度でしたが、いずれも道の駅等で販売されている西洋さんと違い、泡が出てきます。
オガンジーで濾してるのですが?
2020/10/10 02:30
2020/10/9 14:20
2020/10/9 21:45
2020/10/9 23:18
2020/10/13 08:40
ハッチ@宮崎さんこんにちは(^^♪
やはり、季節、場所によって色々差があるんですね。yamada kakasiさんが載せてくれた写真が一番興味深く感じましたが、本当に解らない事ばかりで面白いし不思議です。
味にしても、知多半島の蜂蜜と田舎の蜂蜜とは同じ時期でも味が全く違います。子供の頃から慣れ親しんだ百花蜜が個人的には好きですが、知多半島の蜜は風味が無くただ甘いだけ!に感じます。先日蜂友が高山で採れた蜂蜜を頂き美味かった!! お客様にどっちが美味しい??と聞くと、殆んど知多半島を選びます。味の好みもそれぞれですが、いずれにせよ軽~るく頂戴!と言う人は、捕獲・飼育・採蜜・濾して瓶詰めし、後片付けの大変さを分かってくれている人は少ないなあ(笑)
2020/10/10 13:02
jirocho さん
ブルービー さんの言われるように、もしかすると固形化と結晶化は分けて考える必要があるかもしれません。
結晶化は、よく言われるように、①低温②ブトウ糖が成分に多く含まれる③蜂蜜の中にある泡に振動が伝わる、ことが大きく作用しているようです。
固形化は想像ですが、固形化の核となる花粉などの微細な固形物せいかな~?と思っています。
それでも、下の1図のように同じ時期の同じ場所の採蜜でも、このような差がでると不思議です。
1図は巣箱の異なる、同じハチ場から2019年の同時期に採蜜した蜂蜜
(ハチ友の所蔵品をパチリ)
2図は 左は2017年5月採蜜の蜂蜜 右は2016年採蜜の蜂蜜です。
(右のものは、7月にはほぼ全体が液化しました)
1図
2図
2020/10/9 15:01
ブルービーさんこんにちは(^^)/
>皆さんが発酵するという意味が良く分かりません。
醗酵は私も初めての経験ですが、3枚目の写真の様に密閉してある容器から噴き出すぐらいの勢いです。味も酸味がありそれを好まれる方も居られるようですが、見た目から私はチョット!です。
>秋の蜜は花蜜が中心で固まり易くなるとの事でした。特に、セイタカアワダチソウに蜜が混じると敵てきめん結晶化するそうです。
私の子供の頃は晩秋頃の採蜜でしたが、セイダカアワダチソウはその頃はありませんでした。一昨年のも実家で10月でしたが・・固まりませんでした。 市販されて居るものは過熱されている(多分?)から醗酵は無いのだと想像します。 野生のもの、自然の物だから千差万別で色々あると言う事なんでしょうね。正しく生きた食べ物なんですね!(^^)!
2020/10/9 15:24
yamada kakasiさんこんにちは(^^)/
>もしかすると固形化と結晶化は分けて考える必要があるかもしれません。
確かに!私の1枚目の写真は固形化。砂糖のザラメ状みたいになるのが結晶化!?かも。
>蜂蜜の中にある泡に振動が伝わる、ことが大きく作用しているようです。
これは以前に質問した時にどなたかが言われていたのを覚えています。その時はそんな事があるんだ~!でしたが( ^ω^)・・・
1図は巣箱の異なる、同じハチ場から2019年の同時期に採蜜した蜂蜜
(ハチ友の所蔵品をパチリ)
本当に不思議で面白い写真ですね。 ミツバチ達も気性の荒い群、おとなしい群とあり、気性の荒いのは逃居しやすいと言われ昨年見事に逃居されました。解らない事ばかりで逆にそれが面白いですね!(^^)!
「それがミツバチ!」チャンチャン!ですね(^.^)/~~~
2020/10/9 15:40
いつも、みなさんの、お知恵を拝借させていただいています。感謝感激です。(^^)/~~~ 新たな事実や発見を取り入れ、データや経験や勘とすり合わせながら、良い方向...
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
ブルービー
福岡県
昭和29年、福岡県京都郡みやこ町生まれ。(現在もみやこ町在住) 令和2年に二ホンミツバチさんが2群来てくれ、養蜂開始 ユーザー名は、ブルービー(幸せの青い蜂:ナ...
nakayan@静岡
静岡県
本格的に始めたのは2015年からですが、13年の9月に柿の木の蜂球を見つけて角洞に飼い始めましたが年を越せずに消滅しました。14年に金稜辺を二鉢購入し翌年から本...
tototo
鳥取県
『最近ミツバチが少ないな~』の一言から俺が飼ってやるでチャレンジ中です。
カッツアイ
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H27年に蜂友の方から二ホンミツバチを3群譲っていただいた、 H27年は採蜜後の巣落ちで逃亡1群、とアカリンダ二症で2群が全滅。 H28年は6月末に一群を頂...
南麓の風と共にさんおはようございます。
私達日本ミツバチ愛好家「生にこだわる!」多くの人たちは皆さん様々な不思議と直面しているのでは?と勝手に想像していますが・・(^^)/
ともかく今は諸事情によりそんな余裕もありませんが、こうして皆さんと意見交換をするのも気が紛れて意外と助かって居ます。
何事も起きなければ明日は美浜群の今年入居群に継箱をしたいな~と思って居ます。長野への帰省は当分無理ですわあ"(-""-)"
2020/10/11 09:03
nakayan@静岡さんありがとうございます。
蜂のツヅリガって街中にも居るんですか?そりゃあ大変だからもう一回冷凍しなくてはいけませんね"(-""-)"
今年美浜群にぬけぬけと横取りされた輩の巣箱は、巣くずを巣箱の中に入れていましたが不思議と蟻が入った様子も無く入居されました3群も(; ・`д・´) 結局はオオスズメバチ攻撃で全滅しましたが、来春は巣くずを細~いテグスで結び、巣落ち防止棒から床に着かない様にぶら下げてみようかなんて思って居ますがどうでしょう?(^^♪
2020/10/10 12:43
ハチノスツヅリガは、どんな所でも基本的にいるものと考えた方が良いと思います。もう一度冷凍後、ビニール袋に密封しておかないと長持ちさせられません。
巣クズを私は誘引に使用した事はありませんが、中にハリガネでぶら下げると、ユラユラと動くのは嫌われるのではないかと思います。
2020/10/10 15:25
nakayan@静岡さんおはようございます。
巣クズは巣落ちしたために幼虫も残って居りあまり強く絞る事が出来ずに重みもあります。ザル状のものに入れてビニールを被せてはありますが今の所スムシらしき気配は感じません。
巣くずを誘引剤にしようと考えたのは、美浜群に勝手に置いた輩の真似?ですが、底板の上に置くと絶対に蟻が来ると思います。巣箱内に蜜蝋を作った甘い汁を吹きかけるとカビるし・・
私が細いテグスでぶら下げようと思うのは、0.1号位のテグスだと蟻が上る事も出来ないのでは?と考えたからです(^^♪ 醗酵臭のする巣くずをミツバチが好むかどうか?オオスズメバチ達が居なくなってから試してみたいです。 失敗ばかりの入居作戦ですが、まあ色々人のやらない事を笑われながら試すのも楽しいです(^^♪
2020/10/11 08:34
jirocho
愛知県
長野県阿南町生まれ、名古屋市南区在住です。 誰も住まなくなった実家へ毎年何度も草刈り・掃除に墓参りに行きますが、幼い頃からずっと日本蜜蜂を飼って居たので帰る楽し...
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jirochoさん こんにちは。
蜂蜜の不思議に関するご投稿、初心者の小生にとっては、大変勉強になります。
ただ、今年初めて4回(5箱)採蜜してみて分かったことは、採蜜時期によって色も糖度もだいぶ違うということ、とりわけ、8月採蜜分は、隣地草はらのオオアワダチソウ(←セイタカアワダチソウより一月ほど早く開花)に影響されたのか、花粉が混じって黄色い蜜だったこと、いずれも現在食用中分のみ冷蔵庫に入れてますが、冷蔵庫に入れれば粘性が高くなるということ…等々でした。保存用は冷暗な地下室に置いていますが、まだ保存期間が短いせいか、今のところ発酵も固形化もしていないようです。
貴ご投稿をきっかけに、小生もこれから蜂蜜の不思議を見つけ、探究してみたいと思います。有り難うございました。
2020/10/10 14:32
hidesa
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上伊那郡の北部に住んでいます。止めていたのですが養蜂再開 。2群飼育中。
南麓の風と共に
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標高1000m超えの八ヶ岳南麓(山梨県北杜市)に移住して、早8年が経過。自家消費用の野菜づくりやジャム用果樹の栽培、日本ミツバチと共に過ごす暮らし等々を楽しんで...