デボニアナム・ウスライという蘭を見かけました。

ブルービー様

親切に教えていただきありがとうございます。知っているデボニアナムとは違った姿だったので誘引効果があるのか疑問でしたが、誘引効果があると教えていただけたので購入し試してみようと思います。

植物を育てる事も好きなので、フォアゴットンフルーツも入手できたら試してみたいです。ありがとうございました！

追記しておきますが、デボニアナムに限らず、金稜辺の類はすべて多くの交雑が進んでいます。とても強い誘引力があるミスマフェットは、デボニアナムと金稜辺の人工交配で作られたものですし、金稜辺として売られている中にも、他のシンビジュームと交配して全く誘引力がないものが存在している事も良く知られています。

このウスライというのも、デボと他のシンビを交配した物でしょう。ネットで調べるとすでに2013年あたりから売られていたようですが、もしも強い誘引力があれば、ここでもかなり話題になったはずですが、私の知る限りでは、これは話題になっていません。デボの血が入っていれば多少の誘引力はあっても不思議ではありませんが、わざわざそれを選択するよりも、デボとかミスマあるいは金稜辺を選んだ方が確かではないかと考えます。

フォアゴットンフルーツは、とてもキレイな花で、3鉢持っていますが、誘引力はイマイチ弱いです。（私の持っている系統が悪いのかも知れませんが）ただし花はとても長持ちします。

nakayan＠静岡様

確かに誘引性が強ければもっと話題になっているかもしれないですね。

今手持ちのキンリョウヘンとミスマフェットで今年はチャレンジしてみようと思います。でも、フォアゴットンフルーツにも興味湧きます。

そちらも機会があったら試してみたいと思います。ありがとうございました。

ベニさん、

＞他にも誘引蘭に興味がありますので、デボニアナムやフォアゴットンフルーツについても教えて下さい。よろしくお願いします。

デボニアナムは、葉の幅がとても広いのが特徴で、誘引力もかなり強力です。本来はラオスの高地で探し出された物なのですが、近年その中から、“デボニアナム　タイガーテール”　という亜種がとても注目されています。これは、私が確認したわけではないのですが、ベトナムの高地で発見された、と言われ、普通のデボよりもさらに葉の幅が広くしかもその下のバルブから出た直後はすごく狭く、まあ言うなれば、プロポーション抜群と言えば理解出来るかな？　(^^ゞ　　最近は、デボの中ではこれがとても人気があります。花付きも良いです。私の手元にも2鉢あります。

フォアゴットンは、花がとてもキレイで好きなランですが、誘引力は少し弱いです。（私の手元の鉢は、ですが）そのかわり誘引蘭の中では、最も花持ちします。

最も誘引力のある品種は、人によっての評価が様々ですが、ミスマフェットが平均して強いですが、これはデボニアナムと金稜辺を人工的に交配して出来た物で、やはり最近では交配が進み、花軸も赤い赤花、花軸は緑の赤花、花がほとんどデボとそっくりな物、誘引力がとても強いアルバ（白花）と色んな物が出現しています。ちなみに私の手元には、上記のミスマはすべて揃っていて、毎年どれが最も強いかの評価をみている所です。

nakayan＠静岡さん

詳しい解説ありがとうございます。

植物を育てるのも好きなので、いろいろな誘引蘭を集めてデータを取ってみるのも面白そうですね。

私のところにはキンリョウヘンとミスマフェットの２種のしかないですが、デボニアナムとフォアゴットンフルーツも入手してみたいと思います。ありがとうございました！