これは内検したのが何日なのかが分かりませんが、その時に幼虫はいなくてサナギだけだったという事なので、内検する20~10日前に分蜂され、女王が出てしまっているのです。
分蜂されていれば王台があるはずですが、女王が羽化するとかじり落す事もあります。
そこで次の事が考えられます。
① すでに新女王が羽化しているが産卵は始まっていない
② 新女王羽化して交尾飛行に出たけれど帰れなかった
③ 新女王が産卵能力がない
④ 分蜂後に内検して王台を取ってしまった
対策としては産卵されている巣枠1枚を入れてみるといいです。卵はたくさんなくても20ヶも産み付けられていれば大丈夫で、入れて1週間~10日ほどしてそのまま幼虫になっていれば女王がいるし、変成王台を作られれば無王群です。
ただ無王群となった場合、すでに日数が経っているので変成王台から女王がうまく出てくれるかで、働きバチ産卵が始まると女王が羽化しないうちに王台を壊してサナギを殺してしまう危険もあるのです。それなので無王群が判明したらすでに産卵している女王を王籠を使って導入するのがいいです。(これも日数が経ち過ぎると女王が殺される危険もあります)
変成王台はたくさん作られるので蓋がかかったら生育段階の違うのを選んで二つ残します。一つの方がいいのですが、予備のために少し遅れているのを残すのがいいです。また王台は振動などで中のサナギが落ちてしま事があるので丁寧に扱います。
それから女王がいても交尾にも出ずにいて産卵しない事もあるので、こんな女王はあきらめるしかありません
2023/5/13 05:39
2023/5/13 20:26
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
T.Y13 群馬の山さん
群馬県
時々話題になるダムの近くです。
ハッチ@宮崎さん!
参考になりました!
ありがとうございました!
2023/5/13 20:53
T.Y13 群馬の山さん
ありがとうございます!とても参考になりました!ありがとうございます。
2023/5/13 20:52