投稿日:2018/4/25 19:33, 閲覧 314
(a)分蜂日の前日にはリハーサルをしたり、分蜂直前には外勤が減少します。
(b)分蜂時には、巣門から溢れるように蜂が湧きだし、空中を舞って分蜂群に参加する蜂と巣箱に止まる見送り群に分かれています。その後、分蜂群は入居先が決まるまで一時待機場所で分蜂球を形成します。一方、巣門から湧きだしてくる隙間を見定めて集蜜や花粉収集から帰巣しています。
(c)その分蜂球を眺めていると、腹部に蜜を溜めて膨らませている蜂が多数見受けられる内で、肢に花粉団子を着けたままの蜂、腹部のあまり膨らんでいない蜂、雄蜂等が混在しています。
(a)、(b)、(c)から分蜂群と見送り群にはいつどのようにして分かれるのかと疑問に思いました。
①王台を世話しているグループ毎に分かれる? 内勤蜂だけならあり得るが、外勤蜂は王台を世話していないのであり得ない?
②分蜂球には腹部に蜜を溜めて膨らませている蜂が多数見受けられるので予め分蜂予定日が周知されている? 誰が先導しているのか?
③分蜂球の中には肢に花粉団子を着けたままの蜂、腹部のあまり膨らんでいない蜂がいるので急遽分蜂に参加したと推測される蜂がいることから、その場の雰囲気や成り行きで分かれる場合もある? または①のグループ内で分蜂予定日が周知漏れ?
頭が混乱してきたことだけは確かです。
どなたかご教示願います。
2018/4/26 01:03
分蜂群の蜂全てにマーキングして元巣に戻し再び分蜂させた西洋ミツバチの実験結果では、同じメンバーで再分蜂が構成されることはなかった・・・との内容だったと記憶してます。
腹部蜜胃に沢山の蜂蜜を溜め込んで出巣する蜂は分蜂に参加することが決まっているのでしょうが、雄蜂や外勤蜂は巣箱周辺で飛来している蜂らが偶然参加することになるのではと思います。
2018/4/26 03:44
ACJ38 さん こんにちわ
西洋ミツバチが分蜂する場合は、目的地を知る少数派が、無知な多数派を目的地へ誘導する。
将来の住居(分蜂先)の正確な位置を知るのは分蜂群の3~4%の過ぎないと推定されているそうです。
正確な位置をしる少数派が、多数派を目的地へ導く方法は3つの仮設があるそうです。
❶「化学信号仮説」 化学信号(フェロモン)による誘導
❷「遠隔誘導仮説」 嗅覚でなく視覚で誘導
❸「急行バチ仮説」 分蜂群が高速で飛行することにより誘導
ここでは、分蜂群の構成については、記述されていないようでした。
詳細は、 トーマスシーリー・シーリー著「ミツバチの会議」をご覧ください。
さて、分蜂群の令構成については
西洋ミツバチは、若いハチほど分蜂に参加、温帯では10日令以内の、70%が参加という説と
各令期ののハチが、ほぼ均等に分かれるという説があるようです。
参考 菅原道夫著 「ミツバチ学」巻末
トーマスシーリーさんの著作は、隅から隅まで、きちんと読んだことがないので、詳しくは理解していませんが、目的地をしらない、無知な多数派が、96~97%を占めるのとなると、余りよく理解しないまま、偶発的に参加するのでは
ハッチ@宮崎さん こんにちは、お教えいただきありがとうございます。
分蜂群を元巣に戻して再分蜂させると、分蜂メンバーが再編成されるということが実験済みなのですね。また、雄蜂や外勤蜂は予め決まっている分蜂群と異なり任意参加となるのですか。面白いですね。
yamada kakasiさん こんばんは
いつもご丁寧にありがとうございます。
少数の先導群に多数の蜂が追随するということでしょうか。
ご推薦の書籍を図書館で捜してみることにします。
ご返信は「山田」の2文字でも、けっこうです。昨日聞いたことも、今日は忘却の彼方に、永遠の初心者マークです。よろしくお願いします。 伝統養蜂、新しいアイデア、...
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
ACJ38
徳島県
2017.04退職を機に始め、当QAで先輩諸氏に教わり右往左往しながらミツバチ達からも教わっています。何卒よろしくお願いいたします。 活動は県北部、S27生まれ...
ACJ38
徳島県
2017.04退職を機に始め、当QAで先輩諸氏に教わり右往左往しながらミツバチ達からも教わっています。何卒よろしくお願いいたします。 活動は県北部、S27生まれ...
ACJ38
徳島県
2017.04退職を機に始め、当QAで先輩諸氏に教わり右往左往しながらミツバチ達からも教わっています。何卒よろしくお願いいたします。 活動は県北部、S27生まれ...