投稿日:2015/10/20 16:57, 閲覧 3129
数日前にミスマフェットの子苗(無菌播種? 8センチ前後のもの)約15本を入手しました。
素焼きの鉢にミズゴケと鹿沼土小粒に半分ずつで植えましたが水やり、施肥(液肥?)などの管理は普通のサイズのものと同じで良いのでしょうか? 説明書には毎日水やり 一週間後に液肥 日陰に置く と記されていますが普通のキンリョウヘンなどではこれからは水やりを控える時期ですし以前に秋の水のやり過ぎで根腐れを経験していますので失敗をしないようにしたいです。ご指導頂けるとありがたいです。
2015/10/22 19:19
ミスムフェットは、ネパール産デボネアナムにきんりょうへん花粉を交配して作成されたもので、きんりょうへんと比較すると寒さにわずかに弱いと説明を受けました。また、これと逆交配(きんりょうへんにデボネアナム花粉を交配したもの)「ハニービー」を交配育種販売されている高知県香美市の明石オーキッドナーセリーを訪問して直接育て方についてご教示いただいたので要点を書きます。
メリクロン苗(無菌フラスコ内で成長点培養したもの)は、まず2号鉢に水苔で上2cm包み苗を持っても抜けないくらいに定植。これが育った小苗は3号鉢に水苔はそのままで粗めのバークラン用土で植え替える。株の大きさに応じた大きさの鉢を使用するのがいいみたいですね!
苗がまだ花を咲かせない生育成長期は、苗を充実させるために冬期も20℃を保つようにすると休眠しないとのことです。直接霜にあてたり凍結させないよう特に注意が必要です。
開花株(生殖成長株)になったら秋冬水を控え凍結しない程度の低温で関すると開花します。
夏以降、夕方に株全体に水をかけ扇風機で2時間程度冷やすと休眠させることなく株が充実します。なので、そのまま暑い夏を過ごさせるとその間休眠してしまい時間ロスになるわけです。成長期において大事なことは理想気温20℃に保つことなんだそうです。決して30℃としないのがこつと教わりました。
全国各地で開催される日本みつばち関連の講習会においても講演依頼される明石オーナーからの直伝です。蘭の育種家であり、垂れた状態ではなく、立ち姿のきんりょうへん交配蘭を目指して改良途上にある段階ではまだ販売したくなかった・・・のだそうですが、日本みつばちをよく惹き付ける系統を選抜されてます。
高知県に旅行の機会があれば、毎週開催される高知市日曜市に出店(高知城大手門のすぐ前)されていて、大手門に営巣する日本みつばち自然巣も観れると思いますよ。参考までに!
2015/10/21 09:36
幼苗の場合、鉢の置場により管理の方法は大きく違ってきます。
植え込み材にもよりますが、最低気温が20度以上を保てる設備があれば、毎日 水を与え施肥を行っても問題ないと思います。
(基本は鉢の中が乾いたら水を与えるのがよいと思います)
冬の間はガラス越しの強い日差し以外は、遮光の必要はないと思います。
しかし、それ以下になる場合、水や肥料を過度に与えると、根腐れを起す可能性が高まります。
ハッチ@宮崎さま
詳しいご説明を頂き有難うございました。
暑い夏場にもはキンリョウヘンが休眠するとのことですがそれは知りませんでした。
水かけをして扇風機で冷却すると休眠が防げるということも知り来年はそれに挑戦してみたいと思います。
冬場でも20度を維持するにはヒーター付の温室が無いとどうにもならないですね。残念。
小山さま
おっしゃる通り鉢を置く場所により管理法が変わりますよね。
20℃以上にするには温室が必要ですがそこまでは考えていないので冬場は室内で管理します。
水やりは鉢が乾いたらやるってことですね。キンリョウヘンと同じと考えて良さそうです。
分かりやすくご説明してくださって有難うございました。
早く大きく育って開花し、ミツバチが来ると良いですね。
小山
京都府
野生の二ホンミツバチが好んで営巣する、樹洞や民家の床下の環境に出来るだけ近い巣箱の製作を心がけ、二ホンミツバチに快適に営巣してもらえるように日々努力しています。...
小山
京都府
野生の二ホンミツバチが好んで営巣する、樹洞や民家の床下の環境に出来るだけ近い巣箱の製作を心がけ、二ホンミツバチに快適に営巣してもらえるように日々努力しています。...
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...