これは何という梅の木でしょう！　ここでは早咲きです。

野梅系（やばいけい）と呼ばれている系統の梅ではと思います。原種に近い系統で花や枝が細いとの事です。枝を切ってみて木部が赤いのなら野梅系の中の紅梅系で、真っ赤な花が咲くんですが花が白くても木部は赤いのもあります。

この系統は挿し木が出来るとの事なので昨年伸びた枝を１５センチくらいに切って先がちょっと出るくらいに埋めて畑に挿して、先端にカルスメイトなどの保護剤を塗っておくと秋には苗が作れると思います。（もし発根しなければ別の系統になります）

また梅は自然に生えてきた実生株もあり、中には早咲きの木も出ていると思います。こちらでも１月のうちから咲き始めている株もあちこちにあるので、これらは実生株ではと思っています。

この写真からだけで品種が分かる人は居ないでしょう。
早咲きで知られているのは太宰府天満宮の飛梅です。
例年1月中旬に、他のウメに先駆けて花を咲かせます。
飛梅の品種は白梅の「色玉垣」とされています。